NHK極める!の犬学 第3回警察犬

4月11日のNHK「極める」の犬学 第3回は警察犬の訓練についてでした。

警察犬の訓練所の9割は民間なんだそうです。先生は藤井聡さん。親子2代で犬の訓練士だそうです。自分で犬舎も持ってらして、テレビでも有名な方ですね。(実は私は知らなかった・・・)犬のしつけのDVDもバカ売れしました。

警察犬の役割は、要人警護、警戒防衛、即席追求、臭跡追求などがありますが、警察犬の試験をパスして登録できる部門は1つだけなんだそうです。この試験は毎年。1度通ったらずっと、というわけではないんですね。でも犬たちはいろんな訓練をされてて、テレビに出てきたジャーマンシェパードのエルザちゃんはなんでもできる、と藤井さんはうれしそうに話されてました。

警察犬の試験でむつかしいものに、ゼロ回答というのがあります。ある臭いをつけたものを選んでもってくるのですが、5つぐらい置いてある中には、正解が置いてない、というものです。犬は何も持たないでもどってくればOK。けれど犬には持来本能というのがあって、何かを持ってきたくてしょうがないのです。

これを自分でコントロールして、オオカミからひきついでいる本能をオフさせるようにするのが訓練です。いろんな本能をオンにしたりオフにしたりできるようにならなければいけないのです。臭いをかぎ分ける本能や持来本能を自分でコントロールしているんですね。エライ!涙ものですよ。

訓練の基本は服従訓練だそうです。群れでくらしてきたオオカミ、犬はにはリーダーシップをとりたい本能と服従する本能がある。自分より優れたものには服従するし、そういうリーダーがいなければ自分がリーダーになりたい。服従も本能で、リーダー、そして人間に服従してご奉仕するのも喜びなんですって。

ここが私の誤解してたところです。しつけの大事さはわかっていても、なんだか犬を人間の勝手で抑えつけているような気になって、根気よくしつけをしてこなかったんだと思います。

服従関係、上下関係をわからせるのはとっても大事で、犬の目を見てコミュニケーションする、などということはこの上下関係がきちんとできてからなんだそうです。それができてないうちに目を合わせると、犬はその人が自分にこびてる、と思うんだそうで、私は少しショックでした。

上下関係を育てるのに手近な訓練としてリーダーウォークというものを紹介されてました。
リードをつけて飼い主のペースでいろいろ方向を変えながら歩きまわる。急にコースを変えたりするのが大事。犬ははじめはとまどっていますが、だんだん飼い主を見るようになります。優木まおみちゃんが実際にモカちゃんとやってましたが、確実に変化してました。

今回はほんとに自分が何もしつけをやってこなかったことを反省させられました。藤井さんのように熟練した先生からお話をうかがうと、理屈ではなく心にすーっと入ってくる気がします。カリスマと言われているのはダテじゃないのですね。ジャーマンシェパードのような大型犬もかわいく見えてきます。ドラマの「デカわんこ」では、警察犬は時には過酷にはたらくので、寿命が短い、っていってました。つらい現実ですね。

藤井さんは自ら犬を輸入して警察犬にするために、交配するところから取り組んでらっしゃっいます。こういう地味なことにとりくんでらっしゃる人々にはほんとに頭がさがります。藤井先生のこと、もっと知りたくなりました。

   

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です